訪問看護ステーションの新規開設でオープニングスタッフとして働く、メリットとデメリットをこの記事では紹介していきたいと思います。
オープニングスタッフとして働くメリット
オープニングスタッフとして、初めて管理者になるケースでは、何をどうしたらいいのかわからず大変だと思います。みもざでは、訪問看護ステーションの立ち上げ経験者が看護管理業務を行います。
また、みもざ独自になるかと思いますが、訪問看護ステーションを立ち上げたいと思っている人には、働きながら直接指導もできるので、自分自身の資金を使わずに立ち上げの体験ができると思います。
メリットとして考えられること
- 既存スタッフがいない為、人間関係がゼロからスタートでき、上下関係がない。
- オープニング時だからこそ、訪問看護の業務内容以外の学びが得れる。
- みんなでステーションを作り上げていくという貴重な体験ができる。
- 視野が広がる。
- 看護職としてのブランクがあったとしても、ゆっくり学びながら働くことができる。
などが挙げれます。
みもざでは、訪問看護における業務・運営のマニュアルは作成済みですが、話し合いながら修正・改善していく方針にしています。
オープニング時に指導してきた、ブランクあり看護師の事例
ブランクのある看護師さんと訪問看護ステーションを立ち上げた際、私がOJTを約半年行いました。私が前職を退職した1ヶ月後に彼女も退職してしまいましたが…
彼女は現在、他の施設内訪問看護ステーションで立派な看護管理者として働いています。
時々、連絡をくれるのですが
訪問看護の楽しさを教えてもらえました。出逢えて、たくさん勉強になりました。出逢えなければ、今はなかったです!
とか、じーーーーーーん…とすること言われるわけです。
前職を私が退職することによって、Iちゃんの看護師としてのキャリアを潰してしまったのではないか…?と悩んだ時期もありました。
でも出逢えたことで他のステーションで、子育てなどでブランクがあったにも関わらず、現在も看護管理者として楽しく働いてくれている。
指導してきた甲斐があったな…と嬉しい限りです。
オープニングスタッフとして働く、デメリット
オープニングスタッフとして働いた経験がない人にとって、訪問看護ステーションの安定稼働期のイメージで入職してしまうと、ミスマッチが起こり退職につながります。
ミスマッチを防ぐためにお伝えできることは、オープニング時は看護師であっても、認知活動(ステーションを地域の人に知ってもらう)や挨拶回り(他職種)など、看護師の業務以外のことをしなければいけないということです。
デメリットとして、考えられること
- ビジネスマナーを学ぶ必要がある。:オープニング時は、安定期と異なり新規利用者さんの獲得が必要になってきますので、名刺の渡し方や他職種の挨拶・接遇マナーなどの習得が必要になります。
- 地域との関係性をゼロから築き上げていく必要がある。:最初は1日あたりの訪問件数が少ない
- 事業が継続できるか?心配。:1日あたりの訪問件数が少ないから、心配になる。
みもざは、訪問看護ステーションの立ち上げ経験のある看護師が立ち上げていくので、色々なケースを聞くことができます。上場企業ではないので不安かと思います。事業が継続できるように、戦略はあります。
まとめ
オープニングスタッフのメリットとデメリットを考えて、入職希望するか?考える。