訪問看護でも使える資格 3学会合同呼吸療法認定士になるには…

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3学会合同呼吸療法認定士になるには、どうしたらいいの?って聞かれる事があるのですが、最近では人気があるようで、申し込み時点で間に合わない!なんて声も聞きます。

3学会合同呼吸療法認定士は、一般的に呼吸療法認定士と呼ばれています。

この記事では、呼吸療法認定士になる条件と費用などについて紹介していきたいと思います。

3学会合同呼吸療法認定士とは?

3学会合同呼吸療法認定士の3学会とは?

  • 日本胸部外科学会
  • 日本呼吸器学会
  • 日本麻酔科学会

上記3学会が認定している資格になります。国家資格などではないですが、呼吸療法に関する基礎的な知識を保有しているという資格になります。

公益財団法人 医療機器センターでは呼吸療法にまつわるセミナーや呼吸療法認定士の資格取得に関する情報も掲載されているので、ぜひチェックしてみましょう!

呼吸療法認定士になるための条件

申請書類の提出時の実務経験年数になりますので、必ず条件を満たしているか?確認してから、メールを登録し、書類を作成していく流れになります。

3学会合同呼吸療法認定士は、ICUやオペ室などに勤務している看護師が多く取得している印象があります。

認定試験までの流れ

3学会合同呼吸療法認定士になるための、流れを知っておいた方が休み希望なども出しやすいかと思います。

3学会合同呼吸療法認定士の受験までの流れ
  • 春頃
    申し込み
    ※条件を満たしているか?確認してね※

    書類は特定記録郵便で提出

  • 8月ごろ
    講習会申し込み

    2日間講習があります。対面(¥30,000)とe-learning(¥20,000)と選択できます。

  • 11月ごろ
    認定試験受験(¥10,000)(100問 マークシート)

    認定試験は東京で実施されます。

  • 12月下旬
    合格発表
  • 5年更新
    5年毎に更新

    次回更新までに、認定委員会が認める学会や講習会に参加し、12.5点以上が必要です。

医師
医師

最近、デジタル認定証になったよ!ありがたいね〜

資格取得までの費用

認定講習会を現地で受ける場合は、1泊しないといけなくなるので旅費もかかります…
遠方に住んでいる方にとっては、e-learningでも受講できるようになったのでコストも抑えて受講できますね。

呼吸療法認定士の講習内容

講習内容は人工呼吸器の歴史から始まり、血液ガスの分析・新生児・周術期・慢性呼吸不全・在宅酸素・NPPVなど幅広いです。

勉強が大変!っていう声も聞かれますが、ICUや手術室で勤務しているナースにとって、呼吸療法認定士の試験を受ける過程での学びが多くなると思います。

呼吸療法認定士の更新は5年

3学会合同呼吸療法認定士では、資格保有を維持するために5年毎の更新が必要になります。。

更新の条件

認定委員会が認める学会や講習会に参加し、更新に必要な点数(12.5点)が必要があります。

在宅人工呼吸器のセミナー(25点)も毎年開催されているので、確認するといいです。特にハンズオンがお勧めです。東京で開催されるのですが、実際に人工呼吸器やハイフロー、カフアシストなど業者さんからの話も聞けます。

ハンズオンはすぐ満員になるので、メールでお知らせが来たらすぐに申し込む方がいいと思います。

みもにゃん
みもにゃん

訪問看護で人工呼吸器を見る人には、ハンズオンは特にお勧めです。

まとめ

3学会合同呼吸療法認定士は、資格をとって終わりではなく始まりです。講習を受けたり、学会に参加するだけで更新に必要な点数は取得できます。

せっかく合格したのに、更新に必要な点数が取得できなかったり、更新にコストがかかるので更新しない人たちも…

訪問看護師にお勧めなのは、毎年開催されている在宅人工呼吸器のセミナーになります。特にハンズオンでは学びも多いので、一度参加してみてほしいと思います。

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