現在、2歳になる子どもを育てながら、看護師として仕事をしています。勤務時間や仕事内容に悩みながら、仕事をしていく中で、訪問看護に出会いました。
今回は、何故、訪問看護の道を選んだのか?それぞれの働き方について…記載したいと思います。
なぜ、訪問看護師の道へ進んだのか?
訪問看護師の道を進む前は、病院勤務、クリニック勤務をしていました。
クリニックで勤務をしている時に妊娠・出産を経験しました。育児をしながら勤務をしていく中で、職場では業務に追われ、帰宅後はママとして育児に追われる日々。
少しずつ単語を覚え、話せることが増え日々少しずつ成長している子どもの姿を、もっとたくさん見てあげたい、もっとたくさん関わりたいと思った時に、プライベート時間が足りないと感じました。
また、患者さんと関わる中で、介護者の方の話を聴いたりする機会が増え、患者さんとその家族の方、両方の身体的・精神的サポートをすることができていないと感じました。
なかなか子どもとの時間をゆっくり作れないこと、患者さんとその家族との丁寧な関わりができないことに悩んでいました。
その時に、『訪問看護』に出会いました。

訪問看護師へ転職した決め手は?

訪問看護の仕事の方が、仕事と子育てが両立可能だと判断したから!
クリニックで働くメリット・デメリットとは?
子育て中の私が内科系クリニックで働きながら感じた、メリット・デメリットを紹介したいと思います。
クリニックで働くメリット
クリニックでは勤務時間は変わらないため、プライベートでの予定は立てやすいです。
メリット
- 日勤のみの勤務
- 年末年始や夏休みにまとまった休みがとりやすい
- 毎週日曜日が休み
- 精神的な負担が少ない
- 数が多いため、自宅の周辺を探しやすい
クリニックで働くデメリット
クリニックでは、フルタイムパートで勤務をしていた時は社会保険加入が可能でした。育休復帰後は時短勤務ということでギリギリ社会保険加入条件を満たすことができませんでした。老後のことなどを考えると、やっぱり社会保険には入っておきたい!
デメリット
- 午前診療後から夕方診療前までの空き時間が長い
- 週に6日勤務
- 勤務時間外の雑務が多い
- 夕診の終了時間が遅い
- 子どもが病気をした時の休みが取りにくい
- 勤務に追われるため、患者さん一人一人に対する時間が長く取れない
- 午前中のみ勤務ができない

クリニック勤務で困ったことは?

- なかなか子どもとの時間を作ることができずにいたこと
- 患者さんとその家族の方とじっくり向き合えていないと感じたこと
上記2つのことについて困っていました。子どもと休日を合わせてたくさんの経験をさせてあげたいと考えた時に、クリニックの勤務方法では難しいと判断し、転職を決意しました。
訪問看護のメリット・デメリットとは?
それでは、訪問看護でのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
訪問看護で働くメリット
土日・祝日休みで家族との時間が合わせられるため、とても助かってます!
メリット
- 利用者さん一人ひとりとじっくり向き合うことができる
- 土日・祝日休みのため、週末の予定や子育てとの両立がしやすい
- 働く時間の融通が効く
訪問看護で働くデメリット
スケジュール管理をしながら行動をするため、急な対応が難しい方には合わないかもしれません・・・。
デメリット
- 24時間対応となるため、オンコール対応がある(常勤のみ)
- 自分の判断が要求され、責任が重く感じる
- 夏場や冬場は移動が大変

転職して良かったことは?

- 定時帰宅できるため、子どもとの時間をゆっくり作ることができること
- 訪問時間内で、利用者さんとその家族との丁寧な関わりをすることができること
- スケジュール調整ができるため、仕事と育児の両立がしやすいこと
転職をしたことにより、プライベート時間・育児・家事に充てる時間の確保ができています。気持ちにゆとりもできているので、転職して良かったと感じています。
まとめ
今回は何故、訪問看護の道へ進んだのか?について紹介しました。
私の場合は、家族との時間を大切にしたいという思いから、訪問看護でパート勤務を選びました。しかし、看護職でも病院勤務や介護施設での勤務など勤務先はたくさんあります。
ライフスタイルに合わせた働き方ができる職場が、一番無理なく勤務していけるのではないかなと思います。
私の経験がみなさんの勤務方法の参考になれば幸いです!
