2024年12月2日から今までの保険証からマイナンバー保険証へ変更になりました。それに伴い、訪問看護ステーションでもオンライン資格確認とオンライン請求の義務化になり現場では大変ですよね…
訪問看護ステーションでも、ほとんどが業者に依頼して導入することが多いかと思います。
この記事では、オンライン資格確認と請求に関する情報をなるべく、わかりやすくまとめてみました。新規に訪問看護ステーションを立ち上げる方の参考になればと思います。
オンライン資格確認とは?
オンライン資格確認とは、マイナンバーカードや健康保険証の記号番号などを使って利用者さんの保険資格情報をオンラインで確認することになります。
オンライン資格確認のポータルサイト
訪問看護ステーションは、医療機関等向け総合ポータルサイトに登録し、オンライン資格確認とオンライン請求の登録申請作業が必要になります。
新規に訪問看護ステーションを開設する場合は、事業所に医療機関等向け総合ポータルサイトへの登録の案内が書面で送付されます。
ここで、私は「登録するだけでいい」って思ってそのままになっていました…すると、ポータルサイトのコールセンターから電話がかかってきて

オンライン資格確認とオンライン請求の登録ができてませんよ!
と言われました…
え〜〜〜〜!!サイトに登録しただけじゃダメなの???
って慌てて、経過措置の申請を出したり、業者さんを探したり…
慌ててしまったことは言うまでもありません…。
たまたま私は運がよく、痒いところに手が届くような、サポート力の高いいい業者さんに当たりました。オンライン資格確認と請求の導入に関して、約5週間程度(しかも、年末年始をカウントしてです!)で導入が完了したのですが…
とにかく、自力でやるにはわかりにくいし、情報がない!!
ってことで今回ブログで紹介しようと思ったわけです。
オンライン請求
オンライン資格確認の登録と同時に訪問看護ステーションとしてしないといけないのが、オンライン請求の登録作業です。

私は、ポータルサイトに登録するだけでできると思っていました…w
オンライン資格確認導入 業者一覧
厚労省や医療機関等向けポータルサイトに紹介されている、支援サービス一覧は下のボタンからそれぞれ確認してみて下さい。
業者が被っていると思います…
厚労省 オン資支援サービスのPDFがURLつけてもアクセスできない時があるので↓で確認してみてね。
実は他の業者でも対応できる!
知らない人も多いのですが、オンライン資格確認とオンライン請求で対応できるのは大手の会社だけではありません。

大手だと数ヶ月待ちって言われるし…
導入まで大手だと時間がかかるし、なかなか連絡がつきにくい…
知人が大手のコールセンターで働いているのですが、コールセンターにもオンライン資格確認やオンライン請求のことに関する質問などもくるようです…。通信のコールセンターの人も一般的なことには答えれても、医療機関のことを聞かれてもわからないですよね。
・そこで、他に支援できる業者はないのか?
・そして、IT助成金の申請〜アプリの使い方なども教えてくれるところはないのか?
って調べてたどり着いたのが、「訪看Online」さんです。
決め手は
- 名古屋市に会社がある。(訪問看護ステーション みもざが名古屋市だから😆)
- IT助成金の申請もできる。
- 必要なアプリについても、使えるようにしてくれる。

業者さんの中で、IT助成金の申請まで手伝ってくれるところはない!

訪看Onlineでは、年末年始入れてたった5週間で導入完了!助成金申請サポートまで6週間と4日でした。
他の事業所さんの話を聞くと
- 3ヶ月以上待ちが出ている…
- 導入するだけで終わり…
- マイナ保険証対応のスマホを買ったけど使い方まで教えてくれない。
- 専用のパソコンがいるなんて知らなかった…
- IPv6にしたら、Wi-Fiが不安定になって対応できない。
- 電話回線を2回線にした。
などなどいろいろなことを聞くんです。みもざでは、2024年10月に立ち上げたので情報収集がうまくできてませんでした。しかも、ネット上にも情報があまりない。
でも、訪看Onlineさんに導入依頼して、対応が遅い状況で導入したのにかなり早く対応ができたステーションになってしまいました😆
専用パソコンと有線LAN が必要
実は、オンライン請求をするには、有線LANに接続した専用のパソコンが必要になるんです…専用のパソコンなので基本的にインターネットに繋げれないようになっています。そして、有線LANということは、事務所でしか作業ができない…ということになるんです。
なので導入にあたって、痒いところに手が届く業者さんに依頼する方が確実だと思います。
自力でやってみようと思いましたが、資料を見ていると莫大な時間がかかると思います。

パソコン1台+有線LANも事業所で使う長さも確認して準備できます。

ありがたや〜〜
IPv6の接続を確認する方法
オンライン資格確認とオンライン請求の登録にあたって、IPv6とIPv4という言葉が出てくるのですが、医療従事者では知らない人がほとんどだと思います。
個人的にインターネットの接続の速度が速い方がいいので、事業所を開設するときにIPv6対応のWi-Fiルーターにこだわって自分で設置しました。
でも、パソコンで回線のテストをしたらIPv4…
えっ??IPv6じゃないの??
ってことで、カスタマーサポートへ連絡。確認すると申し込みがないとIPv6にできないとのことでした。S社の光回線を使用しているのですが、別途Wi-Fiルーターの申し込みと追加料金が必要に…
回線の希望もインターネット回線の申し込みの際に、IPv6で申し込みしないとIPv4になってしまっていることが多く、どの業者のネット回線を使うかによって必要なルーターの数などが変わってきてしまうようです。
じゃあ、インターネットの回線がすでに繋がっていて、自分で調べるのはどうしたら良いのか?ってときに役立つのがIPv6テストのサイトになります。
インターネットに接続したときに事業所にあるパソコンで確認してみましょう!
IPv6とIPv4の違い
IPv6の方がセキュリティーが高く、インターネットの速度が速いという特徴があります。よく交通渋滞で表現されることが多いのですが、IPv6の方が車がスイスイ進んでいくイメージです。
ちなみに、IPv6とIPv4の互換性はありません。
IPv6とIPv4との併用方式で困ったこととは?
みもざでは、S社のWi-Fiルーター(オンライン資格確認と請求専用)とB社のWi-Fiルーター(無線)を併用しているので複合機が両方のWi-Fiを拾ってしまい、エラーが毎回出るようになってしまいました。
パソコンでは、問題ないのですが…
IPv6に変更したときに、みもざで起こった事件はインターネットに繋がらない…ということでした。IPv6へ変更しただけで、インターネットに接続できないなんて思ってませんでしたから、復旧まで約1週間かかってしまいました。

ネットが繋がらない!どうしたらいいの!
そんな時でも、相談できたのが訪看Onlineさんでした。
立ち上げで看護師しかいない状況で、私以外に問題解決ができる人がそもそもいなかったので、心強かった!
新規の立ち上げでは、人件費のことも考えて事務員さんが不在のケースもあるので、ITリテラシーが高い人のサポートが受けれるのは安心です。
オンライン資格確認で必要なアプリとWebサイト

・マイナポータル
・マイナンバーカード
・マイナ在宅受付Web(アプリではありません)スマホのホーム画面に追加。
マイナ在宅受付Webにはアプリはありませんので、QRコードから登録する必要があります。

こういうことも、訪看Onlineでは対応してくれるんです!
オンライン資格確認に必要な端末
某開業支援サービスを受けていたので、オンライン資格確認に必要な端末(スマホ)を事前に購入していたのですが…パンフレットを見ると、料金のことしか書いていないんです。
なので購入さえしておけば、それだけで導入完了!って簡単に思っていましたが…
先ほど説明した、アプリがいるんですよね。
医療機関や薬局で患者の資格情報をオンラインで確認するために使用される端末です。マイナンバーカードのICチップや健康保険証の記号番号を読み取り、資格情報を確認
オンライン資格確認の掲示例〜厚労省〜
訪問看護ステーションに特化した広告はないのですが、クリニックや薬局などで使える広告が厚労省から提供されていたので、参考までに!
まとめ
オンライン資格確認やオンライン請求に関して、訪問看護ステーション みもざを開設してから、締切まで1ヶ月しかない状況でした。経過措置の申請に関しても、フットワークが軽く細かいところまでサポートができる業者さんに運よくあたったことで、たった5週間という短時間でオンライン資格確認と請求の設置ができました。
めちゃくちゃ、対応が良かったので本当は教えたくないですが…😆
IT助成金の申請手続きまでも、たった7週間程度です…。お金にかかわることなので、専門家に任せるのがいいと思います。
- オンライン資格確認やオンライン請求に関して、インターネットの環境によって必要な設備が変わってくる。
- 有線LAN を使用するので、(インターネットに接続しない)専用のパソコンが必要になる。
- 専用パソコンの設置だけでなく、きちんと運用方法やアプリについても説明ができる業者を選択する。
- 新規にオープンするステーションであれば、なおさら痒いところまで手の届くコスパのいい訪看Onlineのような会社に依頼した方がインターネットの環境についても相談できるので安心です。

新規にオープンするステーション、特に看護師で立ち上げるケースではITリテラシーが一般的に基準が低い印象ですので、専門家にお願いした方がいいと思います。お金にまつわることですからね。
この記事が、新規開設の訪問看護ステーションのお役に立ちますように♪
