運動器リハビリテーションセラピスト、いわゆるみなしPT(理学療法士)という資格があるのをご存知でしょうか?
訪問看護ステーション開設にあたって、必ず聞かれるのが
リハビリの先生はいますか?
ってことが多いのですが、みもざには元運動器リハビリテーションセラピストが在籍してくれています。もともと、管理者も運動好きでスポーツジムに通い始めて約18年以上…(現在はダンス系、Zumba,中上級エアロ、ヨガなど)
訪問の移動も私はケッタマシーン(自転車)派なんですが、移動時間もトレーニングできるし、地域の見守りもできるって思っています。名付けて「勝手に地域見守り隊」です!
そして、災害対策として事業所近隣を知っておきたい!という気持ちもあるんです。
一石3鳥!ドヤ顔…
体力に応じて、みもざでは車や公共交通機関もOKです!
話を戻します…
今回はその運動器リハビリテーションセラピスト(みなしPT)についてまず紹介します。
運動器リハビリテーションセラピスト(みなしPT)とは?
運動器リハビリテーションセラピストは、理学療法士のように国家資格ではありません。
昔はリハビリスタッフが存在しなかった時代の看護師達は、リハビリなども看護師で行っていたのですがリハビリスタッフのように、細かく勉強はしていなかったんですよね…
日本運動器学会から出ている、書籍も面白いのでぜひみてみてください!
そこで、運動器リハビリテーションセラピストを保有している看護師も整形外科領域ではいるんです。
運動器リハビリテーションセラピスト(みなしPT)になるには?
- セラピスト研修会での修了試験に合格し、受講証明書を得ること
- 勤務する医療機関における常勤指導医の指導下にある常勤勤務者であること
(常勤以外の場合は、1週あたり32時間以上の勤務が必要です)- 常勤指導医は日本整形外科学会専門医もしくは日本専門医機構認定整形外科専門医であり、かつ本学会員であること
- 所属医療機関にて3カ月の実技プログラムを修了していること
〜一般社団法人 日本運動器学会から引用〜
勤務する医療機関における常勤指導医の指導下にある常勤勤務者
例えば、転職してしまって常勤指導医の指導下でなくなった場合は運動器リハビリテーションセラピストの資格はなくなってしまうようです。
運動器リハビリテーションセラピストによる講習
今回は、元運動器リハビリテーションセラピストによる講習を事業所で開催してもらいました。
講習の内容
- 圧迫骨折の最近の動向と歴史、内服薬と注射について、日常生活動作、リハビリ
- リウマチ:手足先の運動、リハビリ、最近の治療
- 変形性膝関節症について:術式と人工膝関節、リハビリ
など整形外科ならでは!の話も聞きながら実際に私たちもリハビリを体験しました。
今回はベッドもないため、床で寝起きすることを想定し、家にあるもので代用できる錘などの作成方法など在宅でもいけせる内容でした。
準備するもの
- タオル1枚
- ペットボトル2本
作成方法
タオルの両端を縫って、ペットボトルが入るようにします。
足に巻きつけて完成!
筋力に応じてペットボトルの中に、水を入れて重さを調整できる。
ペットボトルに水を満タンに入れなくても、オモリが完成するわね!
まとめ
運動器リハビリテーションセラピストとは、みなしPTと呼ばれる資格であり、看護学生では習わなかったようなスポーツ領域や指先のROM、可動域などについてなども学べる資格である。
ただし、資格を取得した病院やクリニックなどを退職した場合は再度取得する必要がある。