訪問看護ステーションでは、災害対策に対してBCP(事業継続計画)の策定が義務付けられています。
事業所から一番近い避難場所へ、徒歩で何分かかるか?洪水を想定とし、避難訓練を行いました。
感染症発生時のBCP(事業計画)も策定が必要だよ!
避難経路の確認
実際に働く人が、訪問看護ステーションの事業所周辺の地理に明るいわけではないと思います。
事業所周辺の環境が、目で見て歩いてみて理解できるように。事務所からなるべく徒歩で避難経路へ行ってみました。
一番近い避難先を見に行く!
ステーション開設前は比較的時間にゆとりがあるので、災害時のBCPを確認後に一番近い避難先を確認して、ゆっくり徒歩で向かいました。
- 事務所から一番近い、避難場所を確認。
- 避難場所までの道のり、入り口を確認。
- 避難場所の周辺の環境や建物、公園などの確認。
ハザードマップ上では、洪水リスクは少ないエリアではあるのですが…
念のため確認です!
足踏み式吸引器QQ
在宅では、病院と違って停電が起こるリスクもあります。個人的には、大雨で約5分程度の停電に当たったことがあったのですが、すぐに電力の回復があり大事にはなりませんでした。
今回は電源がなくても吸引できる方法について研修を実施。
足踏み式吸引器QQを実際に、使用したことがない人たちも多いかと思うので、足踏み式吸引器について紹介します。
足踏み式吸引器QQとは?
停電時や災害時のように、電源がない時にでもすぐに吸引ができる吸引器になります。
病院だと停電時の電源がバックアップされるけど、在宅では停電時のことなども考えて日々活動しています。
足踏み式吸引器QQの実体験!
足踏み式吸引器QQも実際に使用してみないとわからないと思うので、バケツに水を入れて吸引体験!
溜まった水は、底にある黒い部分を外して破棄できます。
在宅ではシリンジ(注射器)に12Frの吸引チューブなどをつけて手動で行う場合もあるのですが、引きすぎちゃって、内筒が抜けてしまうケースもあります。
自宅に充電式の吸引器があるケースがほとんどだと思いますが、電気が使えないケースを想定し
- 手動
- 足踏み
の2点での吸引方法も、訪問看護師として知っておくべきですよね。
まとめ
地域を守れる訪問看護ステーションになるには、地域を知ることがとても大切だと思っています。
日頃から災害時の対応や備えができるように、日々活動していきたいと思っています。