訪問看護のやりがいを感じることについて話し合ってみた!

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訪問看護のやりがいは非常に多く、利用者さんの人生の一部に寄り添う貴重な役割を担っていると思います。利用者さんの自宅というプライベートな空間で直接看護を行うことで、病院とは違った顔や日々の生活を感じることができるって、素晴らしいと思いませんか?

これから訪問看護の道を進もうとしている方、現場で迷っている方、いずれにしても自分らしい働き方とやりがいを再発見する手助けとなるこのブログを、是非お楽しみください。

みもにゃん
みもにゃん

なんで、訪問看護が楽しいって思っているのか?スタッフと話をしてみました!

訪問看護ならではのやりがいについて、この記事では解説します。

訪問看護の好きなところってなんだろう??

訪問看護ステーション みもざのスタッフには、訪問看護が好き!って思ってくれているスタッフから、訪問看護自体が初めてというスタッフもいます。

今回は、訪問看護のどこが好きだったり、やりがいを感じるのかについて話し合ってみました。

  • 一人一人に寄り添った看護の提供ができる
  • 他(多)職種との関わりもあり、学びが多い
  • 他(多)職種とチームとなって介入ができる
  • マニュアル通りじゃないから、臨機応変に対応できる
  • 訪問先が自宅だとナースコールとかがないからゆっくり向き合える
  • 利用者さんと家族が見たがっていた、桜の花を一緒に見に行ったりできること
  • リハビリという名の、お買い物へ一緒に行ったり😛
  • お気に入りの喫茶店へ行けるように、一緒に歩行訓練したり…
  • 今までの人生など、語り合ったり、人生の先輩からの学びも多い
  • 人工呼吸器の人をみんなで、外気浴に連れて行って、集合写真をとったり☺️
  • 訪問するだけで、拝まれることも!

利用者さんやその家族(動物も含めて!)の人生の一部に関わることができる…

などなど、話し始めたらキリがありませんでした。

もちろん楽しいことばかりではないと思います。が、困難事例に関して私が言えることは

みもにゃん
みもにゃん

困難事例こそが、看護師としての成長の機会になるということです。

そして、それぞれにとっての困難事例に当たった時は看護師人生に残るエピソードを作ってくれるチャンスでもある。チーム一丸となってどうやって関わっていけばいいかな?とか事例検討を通して学ぶことはとてもたくさんあるんです。

今までの過去でも、クレームが多く苦手だな〜って思っていた利用者さんや精神的な揺らぎがある利用者さんなどからの学びはチームでの成長機会を与えてくれているんだなぁ〜って思っています。

訪問看護師の役割や他(多)職種連携についての学び

訪問看護師の役割を深化させるには、まず他(多)職種連携や厚生労働省の方針を理解することが大切です。地域社会に浸透した在宅看護を通じて社会貢献や地域に貢献できますよね。

訪問看護師の役割と厚生労働省の方針

訪問看護師は、利用者の家庭環境において必要な医療提供を行い、生活の質を高めるために重要な役割を担っています。厚生労働省の方針に基づき、訪問看護師は患者のケアを管理し、継続的な支援を行うことが求められています。

医師
医師

厚労省のサイトに載っている【訪問看護師の役割】を一度見てみましょうね!

この中で、特に在宅看護を必要とする高齢者や病状が安定しているが継続的な医療を必要とする利用者に対し、より質の高いケアを提供するために、訪問看護師は専門的な技能と豊富な経験が必要になってきます。

厚生労働省の方針が示す一環として、訪問看護の現場での役割を果たすためには、利用者や家族の相談にのり、適切な情報提供を行う能力も大切といわれています。このようにして訪問看護は、医療や介護の領域横断的な支援体制の一端を担っているのです。

訪問看護師の他(多)職種連携がもたらす効果

訪問看護師が他(多)職種連携を行うことには、多くの効果がもたらされます。医師や理学療法士、介護スタッフ、さらにはソーシャルワーカーや地域の支援者と緊密に連携することで、利用者やその家族に包括的なケアが提供できるのです。

この協力関係には、利用者さんの更なる早期回復や生活の質の向上、そして医療費の抑制といった多くのメリットがあります。訪問看護師は、これらの関係性の構築と調整においてキーパーソンとなるべく、日常的に他職種とのコミュニケーションを図り、情報を頻繁に共有し、信頼を築くことが求められます。

この協調作業は、在宅でのケアがより効果的となる鍵であり、結果的に利用者さんやその家族に寄り添い、支えることにつながります。

他職種との連携を行うことにより、訪問看護の現場はより多様かつダイナミックなものとなり、それが医療提供の質を向上させ、利用者の満足度を高めるのです。

地域での在宅看護で求められること

地域での在宅看護は、多様なニーズに応えるために特別なスキルや知識、柔軟な対応力が求められます。在宅での利用者や利用者のケアでは、個々の家庭環境やそのひとの生活スタイルに合わせた対応が不可欠です。

訪問看護師は、地域の医療・介護サービスを統合し、地域社会全体での健康改善に寄与します。地域と連携した在宅看護の実践では、訪問頻度や内容、ケアプランの策定などには、関係者との調整が重要になります。

訪問看護ステーションはその中心的な存在であり、看護師はそれぞれが持つ資源や情報を活用し、地域の特性に即した看護ケアを提供します。地域密着型の看護を実現し、より持続可能な在宅医療の提供を目指すために、地域での在宅看護の重要性はますます増しています。

訪問看護の魅力とやりがいのある日々の実感

訪問看護における魅力に取りつかれると、訪問看護って楽しい!!早く訪問に行きたい!ってなっちゃうんですが、100%みんなが同じように感じるわけではないんですよね..

では、

訪問看護に向いてる人とはどんな人?

一般的に訪問看護に向いている人は、

  • 他者と積極的に関わることに喜びを見出す人
  • 個人の日常生活におけるニーズを的確に捉える感性や、柔軟な思考を持つ人
  • 臨機応変に仕事を進められる適応力がある
  • 自分の専門知識やスキルを活かしつつ、継続的な学習をする意欲がある人

など言われています。

新たな人との出会いや、直接的な生活支援を通じた達成感を追い求める性質を持つことで、訪問看護の仕事におけるやりがいや魅力をより一層強く感じることができるのです。

訪問看護師の給料とその魅力を考える

訪問看護師の給料は、個人のスキルや経験、そして勤務する事業所の方針によって幅があります。しかしながら、その魅力は給料そのものだけではなく、思いやりを持って利用者と直接向き合い、彼らの生活の質を向上させることに貢献できるところにあると思います。

訪問看護は他の看護職と比較しても自由度の高い働き方が可能であり、柔軟な勤務時間を設定できるケースが多いため、ワークライフバランスを重視したい人にも向いています。

訪問看護ステーションの一員として働くことで、訪問を通じて多様な利用者と直接関わる経験が得られ、その中で利用者からの感謝の言葉や医療チームからの信頼を受け取れることは、給料以上のやりがいがあります。

また、訪問看護師のスキル向上が給与の増減にも大きく関わるため、日々の訪問業務を通じて自己成長する機会が多く、充実したキャリアを築ける点が魅力的です。このように訪問看護は専門性を活かしながらも、多様なやりがいを実感できる職業なのです。

訪問看護師としてのやりがいとは

訪問看護師としてのやりがいは、何と言っても利用者の笑顔と感謝の言葉にあるのではないでしょうか?訪問看護では、利用者さんが自宅という最もリラックスできる場所でケアを受けられたり、ずっと一緒に過ごしていた家族、ネコちゃんやワンちゃん等とも一緒にいれるため、心身の負担が軽減され、その結果として健康の回復が進むケースが多くあります。

訪問を通じて、生活レベルから病状に至るまで、様々な側面での改善を直接サポートできるのは他の看護職にはない充実感をもたらします。また、利用者さんやその家族と深い信頼関係を築くことにより、利用者の本当の気持ちを聞く機会も多く、そのようなコミュニケーションは訪問看護の醍醐味だと思います。

また、訪問看護ではさまざまな専門家との協力も不可欠であり、医療チームの一員として、利用者を中心とした包括的なケアの提供に関われることにやりがいを感じることも多いと思います。一人一人の生活に寄り添い、質の高いケアを提供することでのしっかりとした手ごたえと達成感は、訪問看護の最大の魅力の一つです。

訪問看護 魅力を活かしたキャリアの歩み

訪問看護の魅力を活かし、キャリアを積み重ねていくことは、訪問看護師にとって非常にやりがいのある歩みです。訪問看護は、利用者個別の生活背景や必要なケアを直接的に見渡せるため、自分の看護スキルを実践的に磨く場です。

地域ごとに異なる利用者や家族のニーズに応じたフレキシブルな対応が求められるため、あらゆる状況での臨床的判断力や適応力が向上し、看護師としての成長が促進されます。また、訪問看護師としての経験は、将来的な教育者や管理者としてのキャリアにも直結し、訪問看護ステーションのリーダーシップポジションを追求する道も広がります。

訪問看護を通じて地域医療の発展に貢献し、他(多)職種との連携を強化することにより、地域社会の健康向上に寄与することができます。さらに、訪問看護師は、在宅でのケア提供という独自の経験から、在宅医療のコンサルタントとしてのキャリアパスを築くことも可能です。

このように、訪問看護の経験は幅広い専門スキルとともに、多様なキャリアの選択肢を提供します。訪問看護の魅力を十分に活かし、日々の患者との接触を通じて得た経験と知識を活用することで、自身の将来を豊かに彩るキャリアを歩んでいくことができるのです。

この思いやりと実践的な経験を武器に、訪問看護師はより多くの人々に貢献し、充実したプロフェッショナルライフを築くことができます。

まとめ

訪問看護は地域に根付くような、とてもやりがいのある仕事だと思います。私のように、病院で勤務していた時は看護師なんて向いていないって思っていても、訪問看護に出会ってから「ほんとにやりたい看護って訪問看護なんだ!!」って、私のように思う人もいるんじゃないかなぁ?って思っています。

訪問看護師としての経験を積む事で、訪問看護ステーションの開設をするというキャリアプランも立てれますよね。

もしあなたが、今病院で働いていて看護師なんて向いていないって思うようなことがあるのであれば、一度、訪問看護の道を選択してみるというのもいいと思います。

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