2024年度6月に初めて開催された、在宅看護指導士試験ですが
- どれぐらいの費用がかかるの?
- どんなことが学べるの?
- 更新にかかる費用は?
など色々わからないことがあると思います。
この記事では、在宅看護指導士について紹介したいと思います。
在宅看護指導士とは?
訪問看護師には、「利用者良し・看護師良し・経営良し」この3つの「良し」のバランス感覚が重要です。
このバランス感覚を養うことが、後輩育成、組織力強化、さらには地域成長の要となります。
在宅看護指導士では実践に必要な知識をはじめ、家族支援、緊急性の見極め方、リスク管理、経営とブランディング、などを包括的に学習します〜JHMA 全国在宅医療マネジメント協会 公式サイトから引用〜
在宅看護指導士で学べる内容
- 訪問看護の実践に必要な知識
- リスク管理
- 経営
- ブランディング
など包括的に在宅看護について学べる資格になります。
在宅看護指導士になるまでの費用は?
実際に私が受験するにあたって、実際にかかった費用を紹介します。
2024年 | 1月 | 試験申し込み | ¥11,385 |
1月 | テキスト購入 | ¥5,863 | |
2月 | 書留代(申請書類提出) | ¥470 | |
4月中旬 | 模試試験 | ¥5,478 | |
7月合格発表後 | 登録 | ¥11,385 |
在宅看護指導士になるまでにかかった費用は、合計¥34,581でした。
ただし、ココリンク(e-learning)というサイトに申し込みをして学んでいくには、毎月¥550の維持費がかかります。(年間¥6,600)
在宅看護指導士になると給与は上がるか?
在宅看護指導士になって、給料が上がったか?と聞かれると…

上がりませんでした😆
各訪問看護ステーションや会社によって資格手当のあるところもあるようですが、月に¥1,000〜¥3,000ぐらいまででしょうか…
会社の方針によって変わってくるかと思います。
在宅看護指導士は更新は必要?
更新は必要で5年更新になります。
ただし、ココリンクというe-learningに登録して日々勉強していくと、更新料(¥5,500)が免除になるようです。
訪問看護師がそれぞれ、在宅看護指導士の資格を保有していると、法定研修に対応しているので隙間時間に勉強できるようになっているので、各事業所で法定研修の資料などを作成しなくても良くなると思います。
在宅看護指導士の申し込みまでの流れ
在宅看護指導士になるための流れは、全国在宅医療マネジメント協会の公式サイトの方に掲載されているので、そちらを参考にしてみてください。
この記事では、2024年度に私が実際に受験した際の流れを紹介したいと思います。
- 試験前在宅看護指導士 公式テキスト購入
公式サイトからテキストを購入:試験範囲の確認
- 1公式サイトから試験の申し込み
- 2受験資格の審査:協会が指定した書類の提出が必要
必要な人は模試も受講できます。
- 3試験会場の予約
自宅から近い試験会場もあるで、便利です。
- 4試験を受ける
全国各地でパソコン(CBT)試験
- 5合否結果通知
在宅看護指導士の合格発表の案内はインスタグラムでも通知しているので、フォローしておくと便利です。
- 6認定通知
認定証と認定バッジが自宅に送られてきます。2024年度は10月にココリンク(e-learningの登録が必要)
まとめ
在宅看護指導士の資格は保有するにあたって、継続的にコストもかかってきます。経営やブランディングについても、看護管理者だけでなくスタッフも知っておくと利用者さんや家族からの質問にも答えやすくなり、コスト意識や社会資源についても興味が出てくるのではないかと思います。
まだまだ、できたばかりの資格になります。日々勉強していくには在宅看護指導士の資格を保有することでココリンクで法定研修なども有効活用できます。
日々勉強して、訪問看護師として継続学習ができます。ぜひ興味のある人は在宅看護指導士を目指してみていいのではないでしょうか?
