訪問看護ステーションの教育の一環として、研修は必須です。ただ訪問時間の合間で、研修の資料作成を行うのは大変ですよね。しかも、看護職員でパソコン作業が好きな人って少ない。
業務量も増えますし、逆に多重業務でミスにも繋がりかねない。みもざでは、なるべくスタッフの業務量を増やさずに運営したいと思っているので、動画サイトや公式サイトなどの情報など活用をしています。
動画など活用をすることで、スタッフそれぞれの隙間時間で動画の視聴ができます。
この記事では、無料でも十分使えるサイトをまとめてみました。
訪問看護ステーションにおける法定研修とは?
訪問看護ステーションの法定研修の内容として
- ハラスメント等の防止
- 感染症及び食中毒予防、まん延防止
- 業務継続計画(BCP)に関する研修:災害・感染
- 虐待防止・不適切ケア等
- 看護師等資質向上のための研修
などが挙げられます。
みもざでは、入職時の研修に上記の項目はすべて研修を行ってもらっています。また、研修後はレポートの提出もしてもらっています。
めんどくさいなぁ〜〜って思うかもしれませんが、スタッフと利用者さん達を守るために必須だと思います。
訪問看護管理者の考えにもよると思うもですが、基礎的な学びは必要です。きちんと教育し訪問看護の楽しさを知ってほしいと思っています。
また、スタッフが受講した研修に関してはみんなにも情報共有してもらいチームで学んでいくステーションを目指しています。
法定研修の年間プランを立案する
みもざでは法定研修が全員受講できるように、年間プランを立案しています。


入職時に行っている動画研修プランです。
ハラスメント研修
訪問看護ステーションの経営者&管理者としてスタッフを守るために
マニュアル作成は必要です。
マニュアル作成だけではなく、ハラスメントにあったときに実際にどのように行動していくのか?ということは、ステーションの経営者&管理者として研修をしていく必要があると思います。
ハラスメント発生時と発生後の対応に関して、統一した対応ができるように
↓のサイトを参考に研修を行いました♪ポスターも何種類もあるので、使いやすいです!
高齢者虐待に役立つサイト
高齢者の権利擁護に関するまとめサイトを見つけましたので、ぜひ参考にしてほしいと思います。
公益財団法人 東京都福祉保健財団が提供している 高齢者権利擁護推進事業高齢者虐待防止に関するサイトを集めたものが↓のサイトです。
厚生労働省提供の高齢者虐待防止に資する研修
個人情報
近年ではインターネットの普及に伴い、個人情報保護の観点から令和4(2022)年4月1日から個人データの漏えい等が発生し、個人の権利利益を害するおそれがあるときは、個人情報保護委員会への報告及び本人への通知が必要になりました。
在宅人工呼吸器
在宅人工呼吸器に関する情報収集をするにあたって、
難病ケア看護ユニットさんが提供するサイトがとてもわかりやすいので紹介したいと思います。
訪問看護でも使える医療安全のサイト
医療安全って病院だけだよね?って思っていませんか?訪問看護ステーションでも使える医療安全のサイトが日本医療安全調査機構の公式サイトなんです。
日本医療安全調査機構の公式サイトを活用して、医療事故などの情報収集などを行っていくことで「こんなことが起こるんだ…」という情報を共有し、スタッフ全員が知っておくということが大切だと思います。
他の事業所などの事例などの情報を共有していくことで、再発防止につながり質の高い看護の提供にもつながっていくと思っています。
インシデント・アクシデント
インシデント・アクシデントの報告に関して各自治体のサイトに開催されているので確認してみましょう!
年に1回検討・評価していくことで、事例がどんどん蓄積していきますね。
各利用者の
- 入退院時
- 隔週の利用者
- ショートステイの活用
の前後でインシデント・アクシデントが起こりやすいというデータも出ています。だったら、事前にどのように対応していくのか?事業所で決めておくのが、インシデント・アクシデントが起こりにくいステーションになると思います。
各訪問看護ステーションの運営上でも、インシデント・アクシデントレポートの提出と評価、再発防止策を検討していくことは必須です。
事故報告書
事故発生時には、各自治体に報告義務があり、事故発生時の報告書の様式がホームページに掲載されています。
介護保険
ポイント
・事故発生時の自治体への連絡等必要な措置を講じることが義務付されている
・事故及び事故に際してとった処置などの記録は2年間保管
医療保険
医療保険では、訪問管理療養費の算定要件に安全な提供体制が含まれています。
- 訪問看護管理療養費の算定要件に安全な提供体制が含まれている。
- 安全管理に関する基本的な考え方や事故発生時の対応方法が文書化されていること
- インシデントアクシデントなどの発生報告され、その分析を通した改善策が実施される体制が整備されていること
- 褥瘡に関して危険因子の評価を行い記録を実施すること
- 毎年7月に褥瘡を有する利用者数の報告を地方厚生(支)局長へ行う。
5S活動
訪問看護ステーションでも、5Sは事故防止の基本です。みもざでは事務所内に5S活動のポスターをスタッフが作成し、掲示しています🤭
- 整理
- 整頓
- 清潔
- 清掃
- しつけ
厚生労働省 安全衛生関係リーフレットも参考に!
BCP(災害・感染症)
訪問看護ステーションでもBCPの策定が義務化されます。まだ作成していない方は、厚労省から提供されている↓BCPを参考にしてみてくださいね!

エクセルとPDFで情報共有されているので、入力するだけになっています。
災害時の対策
災害時の対策として、みもざが行なっているのが事務所から片道約5kmまではなるべくアシスト付き自転車で訪問してもらう事。
理由としては災害時の対応のため、
- 日頃から近くの訪問エリアについて知ってほしい!
(スタッフ全員が事務所周辺の地理に詳しいわけではない) - 車以外での訪問ができるようになってほしい。
- 避難場所までの道やお店など知っておいてほしい。
- 道端で転んでいたり、転倒したり、白杖の人たち等に手を差し伸べるには車では無理!地域を見守れるようなステーションにしたい。
- 少しでもスタッフには健康的に過ごしてほしい。
など….
という個人的な強い思いがあるからです。
人工呼吸器装着している利用者さん達の災害時の備え
人工呼吸器装着している利用者さん達の災害時の備えに関して、おすすめのサイトが難病ケアユニットのサイトです。
感染対策
終末期ケア
在宅での看取りに関して、訪問看護未経験者にも楽しく学べる動画がこちら↓↓です。関西で活躍している医療従事者メンバーで構成されていて面白いです🤭
【劇団在宅】在宅医療 ピンコロ①(YouTube)を使って在宅医療における訪問看護師としての役割などを、訪問看護が初めてのスタッフを中心に勉強会を開催できますね♪
まとめ
訪問看護ステーションの運営、経営上で必要な法定研修ですが実際きちんとできているステーションがどれぐらいあるのか?と疑問に感じることが多いです。義務化なのを知らなくてやっていないと言うのは絶対にあってはいけないと思っています。義務化しなくても、研修は必要ですけどね。
看護管理者や経営者が自ら学び、情報収集したことを職員へ共有し、正しく訪問看護ステーションの運営がしていけるような体制作りが必要だと日々感じています。
この記事でまとめたサイトを参考に、それぞれの訪問看護ステーションの研修の参考にしていただければ幸いです。
